「JPAセーフティートレーニング」公開訓練始まる 全国から80人集いパラグライダー槙山から飛ぶ【舞鶴】
投稿日時:2008年10月24日(金)
NPO法人日本パラグライダー協会主催の公開訓練「JPAセーフティートレーニング2008」が、10月18日から神崎の神崎海水浴場を会場に始まった。全国から集まったパイロットたちが槙山(標高483メートル)から飛び立ち、若狭湾上で緊急事態に備えたフライト技術を学んでいる。浜辺では秋の青空を飛ぶ様子を市民らが眺めた。同25日と26日にも開催される。パラグライダーのポイントとして知られる神崎での公開訓練は今年で3回目。フライトのための天気などの条件が最も安定する10月に合わせ企画され、舞鶴・神崎フライトエリア同好会も協力する。全国から約80人が集まった。訓練は10月18日~19日、同21日~23日に行われた。愛好者らは槙山山頂の離陸ポイントから飛び立ち、乱気流などに巻き込まれた緊急時を想定し、世界的なフライヤーの扇澤郁さんらが着陸ポイントの神崎浜から、正確にコントロールする操作法を無線で指示した。21日には北風の絶好の条件になり、予定時間を超えて飛行に取り組み、青空と青い海に色とりどりのパラグライダーの花が浮かんだ。茨木市の西原康晴さん(44)は「いざという時のスキルアップを身につけ安全に飛びたい。ここは海が広がりとても景色のいい飛行ポイントです」と話していた。夜は宿泊する神崎のまいまいハウスで、地元住民らが食事を作って歓迎した。
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