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「八島おかみさん会」が空き店舗に 日替わりシェフの店オープン【舞鶴】

「八島おかみさん会」が空き店舗に 日替わりシェフの店オープン【舞鶴】

投稿日時:2005年07月01日(金)

プレオープンで肉じゃがを提供するシェフと来店者たち

 「八島おかみさん会」(伊庭節子会長、会員17人)は、浜の八島商店街の空き店舗に、日替わりシェフの店「八島いっぷく亭」を、7月1日から開店した。料理を作って食べてもらいたいという主婦や中国からの留学生、女子高校生、男性ら15組がシェフを務め、野菜料理やお国の自慢料理を提供する。6月29日にプレオープンし、来店した市民たちが肉じゃが料理を味わった。多彩なメニューのもと、交流の場にと期待が膨らむ。空き店舗を活用して料理好きな市民に腕を奮ってもらう場をつくろうと、同会が市民からシェフを募集し、京昆布「ありとめ」西隣の店舗で、ランチを提供するコミュニティーレストランをオープン。シェフには主婦、福知山市の創成大学に留学中の中国人学生、フィリピン出身の舞鶴在住者、野菜を生産する男性、英会話教室を開く女性、京都市の男性らが応募した。同会もシェフを務める。シェフたちは「丹々亭」や「留学生の中華亭」などの屋号を決め、7月2日は自作の無農薬野菜を食材にした料理、同4日は中華料理、同7日はオリーブを使った料理、同11日は海の幸を使った魚料理などそれぞれ得意なメニューを準備。交代でシェフを務め、知人や家族が助手として手伝う。プレオープンは29日にちなみ、伊庭さんが「元祖肉じゃが屋」の屋号で店を担当、舞鶴が発祥の地とされる肉じゃがを海軍のレシピ通りの手順で作った。他の日にシェフを務める人たちも応援に駆けつけ厨房に入り、来店者は元祖肉じゃがの作り方を聞きながら、盛り沢山の八品に満足していた。伊庭さんは「多くの市民から厨房器具や食器の提供を受ける協力をいただきました。シェフ同士やお客さんとの交流の場になれば」と話し、毎月29日は肉じゃがを作る。開店時間はランチが午前11時半~午後2時、コーヒータイムは午後2時~同5時。ランチは800円。火曜休み。希望者には2週間分のメニューをFAXで知らせるサービスもする。引き続きシェフも募集している。
【問い合わせ】電話62・9139、八島いっぷく亭。

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