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「三三会」母校で50年ぶりに校歌 三笠小 昭和29年度卒業生たち【舞鶴】

「三三会」母校で50年ぶりに校歌 三笠小 昭和29年度卒業生たち【舞鶴】

投稿日時:2014年11月04日(火)

三笠小の校舎の前に集まった「三三会」の同窓生たち

 桃山町の三笠小学校で10月26日、昭和29年度卒業の6年3組でつくる「三三会」が同窓会を開いた。母校に集まるのは約50年ぶりで、改装工事中の校舎の前で校歌を歌い、思い出話に花を咲かせた。「三三会」は、三笠小の「三」、3組の「三」、昭和30年3月卒業の「三」にちなんで名付けられた。それぞれが全国各地で暮らすようになっても旧交は途絶えず、数年に一度は同窓生が暮らす各地で同窓会を開き、平成10年からは毎年集まっている。卒業生42人のうち、毎回約20人が参加している。同窓生たちは、2年前に亡くなった、当時の担任・萩原勉先生との絆が会の原点になっていると話し、中学1年生の夏に萩原先生を慕って峰山の自宅に33人で押し掛けた思い出が今でも忘れられず、同窓会にも毎回参加してくれていたという。今年は、尾花忠明さん(71)=常新町=が幹事を務めたため、母校に集まろうと提案し、京阪神や岐阜、東京、福岡などから23人が参加した。同窓生たちは校舎の前で、当時は木造2階建てだった風景を懐かしみながら、童心にかえって校歌と「ふるさと」を歌い、語り合っていた。尾花さんは「ゆっくり落ち着きたい人も増えてきた年齢なので、違う雰囲気の同窓会が楽しかったと言ってもらい、良い思い出になった」と話していた。

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