「すばらしい体験できた」
投稿日時:2017年11月17日(金)
子どもたちと海外留学生との相互理解を深める「ワールド教室」が2日、行永の倉梯小学校で開催され、全校生徒約520人は異文化交流を楽しんだ。同校と、NPO北近畿みらい塾の共催。京都産業大学からイタリア、メキシコ、台湾、中国、イギリスなど12カ国の留学生、19人が来鶴した。同校の全生徒らが体育館で出迎え、3、4年生ら182人が名前入りの黒い法会を身にまとい、「ソーラン節」を披露したり、ジャンケンで負けた者が勝った人の後ろに付いていくゲーム「ジャンケン列車」で交流をした。続いて各学級で交流を図り、お茶とお琴のクラブ活動に参加した。茶道クラブでは、10人の留学生に、お茶を振る舞った。4年生の三段里緒奈さん(9)は「外国の人に、日本の文化を知ってもらえて良いなと思った」と満足そうだった。お琴クラブでは10人の留学生に「大きな古時計」や「365日の紙飛行機」などを披露。その後、お琴の弾き方などを児童らから教わった。ドイツからの留学生であるコンラッド・ポールさん(21)は「素晴らしい体験ができた。ギターをしていたので難しくはなかった。日本の子どもは色々な分野の昔の文化を学んでいる。とても感心した」と感想を述べた。
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