「いいお産ってなあに?」助産師招き交流会 6月17日、西方寺の大庄屋上野家で 【舞鶴】
投稿日時:2006年06月06日(火)
助産院での出産経験を持つ市内の女性たちが、お産について考えようと、6月17日午後2時半から舞鶴市西方寺の大庄屋上野家で、「サンバ(産婆)DEお産!in上野家~いいお産ってなあに? みんなで考えませんか~」を開催する。敦賀市の瀧澤助産院(瀧澤和子院長)の助産師たちが、その活動や現在の医師不足などの話をし、市民と交流する。来場を呼びかけている。富室の徳永和子さんが2児(3歳、1歳)を、西方寺平の布施京子さんが1児(7カ月)を、助産師が開業する瀧澤助産院で出産した。2人とも診察を受けた病院では、医師から十分な説明を受けることができず、夫婦が主体になってお産に関わることができない体験をしたことから、助産院での出産を選んだ。助産師が4人いる同助産院で年間約80人が出産する。助産師がゆっくりと時間をかけて説明をし、その人がどんな人でどんな暮らしをしているかまで話を聞いてくれ、「心の部分を大切にしてくれた」(徳永さん)、「検診に行くのも楽しかった。行くとホッとでき、産む時もリラックスできた」(布施さん)という。出産後もこまやかなケアで、「この時の体験が自宅に戻ってからの育児に役立った」とも。病院で医師が処置するお産が当たり前になっているが、もう一度お産について助産師も交えて考えてみようと、2人が交流会を呼びかけた。だれでも来場できる。定員40人(先着順)。参加費500円(おやつ、コーヒー付き)。時間中、子供の世話をする。申し込みは徳永さん(電話83・1309)、布施さん(電話83・1410)へ。
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