集え”海っ子”たち
投稿日時:2018年08月31日(金)
ロープワークに挑戦する舞鶴団 真剣な面持ちで手旗信号を読み取る”海っ子”たち

海洋少年団の「第22回近畿地区大会」が18、19の両日、青葉山ろく公園で開催された。近畿地区の4団の団員45人が日頃の練習の成果を競った。手旗信号やロープワークなどの技能の上達確認や普段交流できない他団員たちとの交流を目的に2年に1度開催されている。
大会運営は、近畿地区で活動する舞鶴海洋少年団、大阪みなと海洋少年団、神戸海洋少年団、姫路海洋少年団の4団が持ち回りで担当。今年は姫路の担当だったが、場所の確保が困難だったため、舞鶴での開催になった。当地の開催は3回目。近畿地区大会のほかに全国大会も隔年で開催され、1年毎に2つの大会が開かれる。開会式では近畿地区連盟の福谷光二会長が「今まで頑張ってきた練習の成果が発揮できることを期待します。皆さん楽しい思い出にして下さい」とあいさつ。団員宣言では舞鶴海洋少年団の定友聖さん(14)が「日頃の訓練の成果を発揮し、各種競技に全力でチャレンジすることを誓います」と力強く宣誓した。競技は手旗受信とロープワークの2つ。手旗受信は指導員が伝える手旗信号を読み取る競技で、15個の数字や各50文字の無意味と有意味の手旗信号を真剣な表情で読み取っていた。ロープワークでは、本結びや8の字結び、もやい結びなど10種類の結び方に挑戦。結びができると、指導員が正確な形になっているかを確認した。大阪みなと団の深本樹さん(10)は「ロープワークは難しかったけど、全部できてうれしかった」と笑顔だった。福谷会長は「子どもたちには、他の団員の良いところを見習ったり、遊びと活動とのケジメや基本的な態度などを、大会を通じて身に付けてほしい」と話した。その後、団員たちはキャンプで一夜を過ごし、翌日は基本動作訓練のほか、ゲームやハガキ交換会などが行われ、各団員たちは交流を深めていた。

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