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農作業などを通して 障害者の一般就労へ架け橋 後守さん 就労移行支援事業所 「ウェルポート虹」開設【舞鶴】

農作業などを通して 障害者の一般就労へ架け橋 後守さん 就労移行支援事業所 「ウェルポート虹」開設【舞鶴】

投稿日時:2012年12月28日(金)

就労移行支援事業所 「ウェルポート虹」開設

花などの園芸農業の会社を経営する後守貴博さん(38)=下福井=が、一般就労を目指す障害者をサポートしようと、舞鶴で初の就労移行支援のみの事業所「ウェルポート虹」を下安久に開設した。障害者たちが農作業や食品加工などの仕事をしていく。利用者を募っている。  就労移行支援とは、障害者が一般就労に必要な知識を学び、能力向上のために必要な訓練を行い、企業への雇用や在宅での就労・起業に致るよう、一定期間行う支援。同事業所では、施設長を務める後守さんの経営する志高と西屋のビニールハウス農場で主に作業を行う。野菜、米づくり、苗の育成などの農作業部門や、じゃがいもの皮むき、大豆加工、しいたけの袋詰めなどの食品加工部門、市内他社と連携して新たな作業も開拓していく販売部門を設ける。  利用対象者は、一般就労を目指し、自力か家族の送迎で下安久の事業所に通所でき、農作業に参加が可能な人▽障害者福祉サービス受給者証「就労移行支援」を持つ人。利用時間は月曜から金曜の午前9時から午後3時。利用期限は2年で、定員は20人。  後守さんは、農場で過去に障害者を対象に実習をした際、農業の仕事を希望している人が多くいることを知った。「就労移行支援を選んだのは、舞鶴の障害福祉施設の定員が軒並みオーバーしている地域のニーズに応えるため。一般企業への就労の足がかりになる場を設け、自宅待機者や新卒の学生などに利用してもらい、将来は就労継続支援へ形態を変えることも念頭におきながら、息の長い支援をしたい」と話している。  また、利用者の意見を取り入れていく場を確保し、自分の意見を言ったり、人前で発言する場も設ける。ハローワークなどと連携して就職活動の手伝いや、就職後の職場への訪問などを行い、職場の人と利用者の橋渡しもする。利用開始までには、見学や作業体験などがある。  12月10日から14日にかけて、堀の舞鶴支援学校高等部の女子生徒2人が、志高の農場で同事業所の依田郁子主任に付き添われながら、花の苗の植え替えなどの職場実習を行った。  同事業所への問い合わせは電話75・5511か、080・8307・4887、または、メールwel-port.niji@sweet.ocn.ne.jpで。

写真=志高のビニールハウス農場で作業をする施設長の後守さん

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