紅白のどぶろくで よいお年を 浜の居酒屋「どぶろくべェー」店主、橋本さんが販売 店の2階で新米を醸造【舞鶴】
投稿日時:2012年12月14日(金)

舞鶴市が昨年、どぶろく特区に認定され、第1号の製造免許を取得した農民居酒屋「どぶろくべェー」を経営する橋本泰弘さん(60)=溝尻町=が、お正月に向けて紅白のどぶろくセットを販売している。通年販売している白く濁ったどぶろくと、今年のひなまつり用に販売していたピンクのどぶろくのセットで、720ミリリットル瓶2本で3,000円(税込み)。限定30セット。バラ売りは1本1,680円(税込み)。 橋本さんは、堂奥の田んぼでコシヒカリを減農薬で栽培し収穫。米、酒用米糀、水、乳酸、酵母菌を原料に、同店2階の醸造所で仕込みを行っている。 米を蒸した後、台の上に手で広げて冷まし、タンクに原料を全て投入し、保冷庫に入れ、温度管理とかき混ぜる世話をして、アルコール度数が14から18度くらいになるまで発酵を待つ。ピンクのどぶろくは、グンゼ製の紅酵母を使用し、ほんのりとした甘口に仕上がっている。瓶には紅白とお正月にちなみ、「寿」の文字が入っている。 「11月から新米で仕込んだお酒なので、ソフトな味に仕上がっています」と橋本さんは話している。同店でお店のメニューとして味わうこともできる。営業は午後6時半~同10時。日・月曜休み。紅白セットの販売は電話予約(電話090・2113・0515、橋本さん)。
写真=紅白セットのどぶろくと橋本さん

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