白鳥街道4車線化へ~工事着々と
投稿日時:2021年05月21日(金)

当地の悲願である府道小倉西舞鶴線(白鳥街道)4車線化が、いよいよ実現に向けて動き出している。同線は、東西市街地を最短経路で結ぶ市内の重要道路だが、慢性的に渋滞が発生することや歩道がないため自転車・歩行者の安全な通行に支障を来している。同工事はこれらの課題を解消するべく取り組まれるもので、森から上安までの約1.4キロ(トンネル区間333メートル)を4車線化。道路を拡幅し総幅員を17.5メートルにし、現在のトンネル北側に新トンネルを築造する。現在の白鳥トンネルは築造から60年以上が経過しており、老朽化による劣化が著しい。また、自転車・歩行者の事故や、大型車両が天井へ接触する危険性があるなど、十分な幅員や高さが確保できているとは言い難い。そうした問題を解決するために、新トンネルには歩道を設置するほか、現在のトンネルについても車両の安全な通行を目指して拡幅整備を行う予定。本格的に工事が始まった今月初めには、トンネル西出口側の樹木が広範囲にわたり伐採され、同線を通行する人たちの目を奪った。市内在住の50代男性は「突然、視界が開けて驚いた。木がないだけでこんなにも眺めが変わるとは」と話していた。府中丹東土木事務所によると、工事の内容はトンネルの掘削で出た土砂を使って道路南側に盛土をするというもの。今回の伐採はその事前準備だという。同工事の工期は令和5年6月末までの予定だというが、渋滞の解消に向けて完成への期待が日増しに高まっている。

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