底引き網漁解禁高級魚ノドグロ豊漁舞鶴地方卸売市場で初せり【舞鶴】
投稿日時:2015年09月08日(火)

底引き網漁業が9月1日解禁され、舞鶴の底引き網漁船5隻が出漁し、2日、下安久の舞鶴地方卸売市場に水揚げされ初せりが行なわれた。高級魚のノドグロ(赤ムツ)が豊漁となり、仲買人たちが次々とせり落としていった。脂がのって白身のノドグロは最近高級魚として都市部で人気を集め、すしネタや塩焼き、小さなものは煮付けや干物になる。舞鶴港から約3時間かかる経ヶ岬沖の漁場で、海中の山の地形に多く集まるノドグロを狙って網を引いた。1日夕方の強風と雨で早めに帰港したため、水揚げ総量は昨年の初日より約1トン少ない3・56トン。しかしノドグロは昨年より多い1・4トンだった。主に京阪神などに向け出荷された。このほかササカレイ300キロ、アンコウ476キロなど。セリ値の最高はノドグロ1箱1万8,000円、ニギス10キロで4,400円、アンコウ6キロ3,300円、ササカレイ2キロ2,900円。府漁協販売部の佐戸慶太次長は「昨年よりはノドグロの水揚げが多かった。これから魚は脂が乗っておいしくなるので、舞鶴の魚を味わってほしい」と話していた。

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