平和の尊さ訴える 舞鶴の戦争展
投稿日時:2018年08月10日(金)

「2018平和のための舞鶴の戦争展」(同実行委員会主催)が、このほど3日間にわたり北吸の市政記念館で開催された。旧海軍鎮守府のあった舞鶴で戦争の関わりなどを伝え、戦争のない未来をつくろうと毎年実施し今年でで24回目。今年は「考えよう 世界に誇る平和憲法」と題して、舞鶴にまつわる戦争関連資料などおよそ500点が展示された。期間中は、若者グループや親子連れ、観光客など市内外から多くの来場者が訪れた。入口付近には出征兵を見送るための垂れ幕をはじめ、無事を願って記された出征旗の寄せ書きなどを展示、平和の尊さを訴えた。また子どもを対象とした展示物では、現在の学資保険に相当する男子の徴兵保険や女子の出世保険に関する資料もあった。当時の五月人形も並んだが、金太郎までもが鉄砲を手にする姿は、まさに戦時下の様子を物語っているようだ。そのほか舞鶴に投下された原爆模擬弾実物大の模型や当時のお茶の間の様子を再現したジオラマなども設置。訪れた来場者らは、それぞれ熱心に展示資料に見入っていた。

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