モナミゼミ「国道27号線桜街道づくり」 新たにソメイヨシノの苗木90本植樹 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2003年03月04日(火)
国道27号線の沿線に桜の植樹活動を続ける市民グループ「モナミゼミ」(今安隆之会長)は3月2日、同線の市内京田地区と綾部市上杉、黒谷地区の3カ所に、ソメイヨシノの苗木90本を植樹した。平成10年から取り組んでいる「国道27号線桜街道づくり」で、今年で6年目を迎え、植樹した桜は計325本となった。
「モナミゼミ」は、まちづくりを考える市民グループ。平成9年に、メンバーの田中俊樹さんが、舞鶴市が主催する「都市デザイン賞」(現まちづくりデザイン賞)の提言部門に、国道27号線の京都府丹波町から舞鶴市までの延長60キロの沿線を「桜街道に」との構想を応募し、同賞を受賞。これを契機に、翌10年からモナミゼミの事業として取り組んでいる。
計画では、沿道の丹波町、和知町、綾部市の各地域住民と協力して、約800本を植樹、舞鶴市の大波街道の桜並木と結ぶ桜街道づくりをめざしている。これまでに真倉や京田地区に植樹、平成12年からは綾部市のグループ「白杉の会」(原田二郎代表)とも協力して、同市内区域の安国寺地区でも植樹を行い、桜街道は着々と延伸している。
この日の植樹には、提言者で同ゼミの桜活動委員長も務める田中さんら同ゼミと白杉の会のメンバー35人が参加。府森と緑の公社、府緑化推進協議会の「緑の募金」からの提供と、今回初めて財団法人・都市緑化基金(本部・東京都)の「みんなの森づくり活動助成」を受け、ソメイヨシノの苗木90本を植樹した。
参加者らは、沿道沿いに1本ずつ丁寧に苗木を植え、桜街道の実現をめざした。田中さんは「総数800本のうち325本の植樹を行い、4割まで達成しました。今後も植樹を続けます」と話していた。
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