市「まいづるファミリー・サポート・センター」事業 仕事と育児の両立支援へ7月1日から会員登録受け付け 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2003年06月27日(金)
舞鶴市は、仕事と育児の両立支援を図るため、九月から開始する「まいづるファミリー・サポート・センター」事業の会員登録を7月1日から受け付ける。会員相互で援助活動を行う育児サポートシステムで、府北部では初めての取り組み。
ファミリー・サポートセンターの仕組みは、育児の援助を受けたい依頼会員(おねがい会員)と育児の援助を行いたい提供会員(まかせて会員)で組織、ファミリー・サポート・センターが仲介役を果たす。依頼会員は、提供会員に一定の報酬を支払い、子供たちを預かってもらう。
援助活動の内容は、保育所、幼稚園、小学校の開始時間まで、または終了時間後に子供を預かること、子供たちの送迎、子供の軽度の病気の際に預かること、冠婚葬祭の際に子供を預かることなど。
依頼会員は市内に在住、または通勤していて、原則として生後2カ月からおおむね12歳(小学6年生)の子供を持つ人。提供会員は、市内在住で、自宅で安全に子供を預かれ、援助活動に理解と熱意を持つ人となっている。また、提供会員は、同センターが実施する講習を受講後に援助活動を実施する。
会員の入会金や年会費は無料で、依頼会員が提供会員に支払う報酬は、平日の午前7時から午後7時までが1時間600円、平日のその他の時間帯と土・日・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)は1時間700円。
また、援助活動については、会員傷害保険、賠償傷害保険、児童傷害保険、研修・会合傷害保険のファミリー・サポート・センター補償保険に加入する。市では、7月16日に余部下の中総合会館、8月8日に南田辺の西総合会館で、入会説明会を開催する。時間は午後七時から。
【問い合わせ】電話66・1094(内線2640)、市教委子育て支援課。
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