市政記念館で初のロビーコンサート 出演者を募集、演奏家らに発表の場を提供【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年04月09日(火)
市民の音楽活動を支援し、くつろいだ雰囲気のなかで音楽を鑑賞してもらおうと、4月7日、北吸の市政記念館で、初めてのロビーコンサートが開催された=写真。主催したのは、市文化事業団の事業を市民自ら企画・運営する「舞鶴プランナーズ21」(山田宏委員長)毎月第1日曜日に、このロビーコンサートを開催することになっており、出演者(グループ)を募集している。
舞鶴プランナーズ21は、市文化事業団の公募した市民組織。同事業団の文化事業を、市民自ら手作りしてもらうことを狙いに、一昨年発足した。初年度は平成12年の年末に世紀越えコンサート、昨年は劇団「四季」の公演を企画した。今年は、音楽活動を行っている演奏家らを支援するため、発表の場を提供するとともに、市民にも音楽を楽しんでもらおうと、「市政記念館ロビーコンサート」を企画した。
初のコンサートには、邦楽の琴演奏家、立道明美さんらが出演した。立道さんは独奏で「さくら」を演奏、また、尺八の奥村雅響さん、琴の山下美穂さんと「コーヒールンバ」などポピュラー曲も演奏した。第2部はピアノの高田聡子さんの演奏、第3部は木声合唱団の合唱が行われた。約50人の聴衆は、間近で生の演奏や合唱を楽しんだ。
山田委員長は「気軽に演奏を楽しんでもらうため、また、赤れんが建物の活用も狙いの一つに、市政記念館ロビーでのコンサートを企画しました。管弦楽、吹奏楽、合唱などの音楽活動に取り組む出演者を募っています」と話している。
ロビーコンサートは、4月から6月を「春うららコンサート」、7月から9月を「真夏の夢のコンサート」、10月から12月を「さながら秋のコンサート」とのタイトルが付けられている。すでに6月までの出演者は決定しており、7月以降の出演者を募集している。出演者は毎回3組(1組の演奏時間は30分)で、高校生以上の個人、またはグループが条件。
【問い合わせ】電話64・0880、市総合文化会館内の舞鶴プランナーズ21係。
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