JR東駅コンコースに生け花 華道家の椿さんら4人に感謝状【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年04月26日(金)
JR東舞鶴駅(吉崎進駅長)のコンコースに、5年前からボランティアで生け花作品の展示を行い、駅の美化活動に協力している華道家の女性4人に、このほどJR舞鶴鉄道部の大槻克也部長から感謝状が贈られた。季節の花や行事に合わせて生けられた作品は、乗降客に一時の安らぎを与えている。
感謝状を受けたのは、椿道恵さん(60)=行永東町▽稲田順子さん(61)=溝尻町▽古川絢子さん(62)=森本町▽山中知昌さん(48)=丸山西町。いずれも華道家元池坊の教授の資格を持っている。
平成8年7月にJR舞鶴線の電化・高速化の開業に伴って、東舞鶴駅は高架駅の新駅舎に生まれ変わった。この新駅舎に彩りをと、翌年1月から1人が1カ月間を担当する形で、毎月交代で生け花作品を展示している。担当月には、4回から6回生け花の展示替えを行い、「雛祭り」には桃の花、「母の日」にはカーネーションなど行事にちなんだ花や季節の花を生けている。
感謝状は5年間以上に渡り、駅の美化活動に協力したことに対して贈られた。椿さんは「新しい駅に潤いをと、4人で始めました。感謝状をいただき驚いています。これを励みに、これからも生け花の展示を続けていきます」と話していた。
吉崎駅長は「パンフレットなどを備えただけの駅のコンコースに、美しい生け花の作品が展示され、お客様に好評を得ています」と喜んでいる。
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