「市シルバー人材センター」仕事受注の勢いダウン 会員の拡大や開拓めざし「中・長期計画」 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年05月28日(火)
高齢者の社会参加を図るために就業機会を紹介する社団法人・舞鶴市シルバー人材センター(蒲田忠夫理事長)の第14回通常総会が5月24日、浜の東公民館ホールで開かれた。長引く景気の低迷を受けて、同センターの設立以来、昨年始めて仕事の受注額が前年を下回ったことが報告され、今後は中・長期目標を定めて、会員の拡大や仕事の受注開拓をめざすことを決めた。
総会には、おおむね60歳以上の会員ら約120人が出席。蒲田理事長は、同センターの仕事受注の勢いがダウンしたことと、仕事の安全面で労働災害が前年の10件から昨年度は2件に減少したことなどを報告、「舞鶴商工会議所跡にオープンしたワークプラザを拠点に、自立・自主・共働・共助の理念を再認識してスタートしたい」とあいさつした=写真。
同センターの平成13年度事業報告、決算報告によると、受注件数は前年比3.2%減の2159件、受注額は同4.8%減の2億5749万9000円、就業延べ人員は同0.1%減の5万4566人となっている。会員総数は今年3月末現在で571人。
平成14年度の事業計画では、同17年度に会員数を600人とすることや介護援助、事務系職種の受注開拓を盛り込んだ「中・長期計画」の実現をめざすことを決めた。また、同14年度収支予算では、受注額を2億7200万円としている。
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