富士山登頂の平成14年高齢者番付 90歳の小河さん(魚屋)が17回目数え横綱昇進 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年11月26日(火)
富士山(標高3776メートル)登頂の平成14年高齢者番付で、魚屋の小河安治さん(90)=写真=が、「横綱」に昇進した。71歳からほぼ毎年夏に登山し、小結、関脇、大関と位を上げ、今年7月24日に17回目の登山で達成した。
小河さんは、明治44年12月10日生まれ。元国鉄マンで、若いころから登山を趣味にしており、20代のころに富士山に登ったことがある。友人に誘われて、昭和58年に再び富士山に登り始め、今年で17回目を数えた。この間、平成3年から同12年まで10年連続して登っている。
富士山登頂の高齢者番付は、70歳以上の登山者が山頂の浅間大社で、生年月日や氏名などを記帳し、毎年番付が決まる。番付の年齢は数え年で行い、小河さんは今年92歳で登頂、同年齢の3人とともに横綱となった。
小河さんの富士山登山は、東海道新幹線の新富士駅を経て、バスで5合目に到着。ここから8合目まで登り、1泊して翌朝、頂上に到着する。歩行時間は2日間で約8時間。登山道で若い人たちから「お元気ですね。頑張ってください」と声を掛けられるのがうれしいという。
富士山登頂に向けては、ほぼ毎日近くの愛宕山に登って、足腰を鍛えている。来年の登山については、「コンディションが良ければ、また登ります。100歳で登り、『大横綱』になることができれば」と話している。
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