舞鶴市森出身で松下電器産業社員の木村さん JICAで青年海外協力隊員、ベトナムへ日本語指導へ 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年11月29日(金)
舞鶴市森出身で松下電器産業社員の木村範子さん(32)=写真=が、国際協力事業団(JICA)の青年海外協力隊員として、ベトナム社会主義共和国に派遣されることになり、11月25日、江守光起市長を表敬訪問した。2年間にわたって教育訓練省ハノイ外国語大学で日本語を指導する。
木村さんは東舞鶴高校、立命館大学を経て同社に入社し、大阪市のショールームで住宅設備のアドバイスを担当してきた。同社は企業活動を通しての社会貢献を掲げているが、個人でも社会に役立つことをと思い、語学に関心があったことから日本語の指導法を身につける学校に通い、在住していた芦屋市で韓国人女性らに日本語を教えるボランティアに取り組んでいた。
数年前にベトナムのホーチミン市を旅行した印象が、同隊員(対象は20歳~40歳未満)の志願に結びついた。日本語を使う仕事が増えつつあり、日本語への関心が高まっているのを見て、今後の発展の可能性を感じた。今春には日本とベトナムとの飛行機の直行便も開設された。
同社の有給休暇扱いとなるボランティア休暇の制度を利用して、2年間赴任する。大学では1、2年生に会話や作文の指導などにあたる。木村さんは「現地で求められる援助を自然体で行いたい」と話していた。12月4日に出発する。
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