阪神に杉山投手、近鉄に横山捕手の2選手 「プロでも活躍を」とそれぞれ激励会 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2002年12月24日(火)
プロ野球の阪神タイガースと近鉄バファローズに入団が決まった舞鶴出身の2選手の激励会が12月22日、市内でそれぞれ開催され、両選手の元チームメートや後輩たちが、「プロでも活躍を」と熱いエールを送った。
阪神に入団する杉山直久投手(21)=龍谷大=の激励会は、浜の総合文化会館大ホールで、市民ら約900人が参加して開かれた。同投手の出身校の東舞鶴高野球部OB会や所属していた舞鶴ベースボールクラブ、南舞鶴スポーツ少年団などでつくる「励ます会」(梅原正昭会長)主催。
激励会では、杉山投手が阪神応援歌「六甲おろし」の流れるなか、大きな拍手に迎えられて入場。梅原会長は「阪神入団は市民の心を明るくする素晴らしい快挙。開幕1軍はもとより、満員の甲子園で新人王をめざして頑張ってほしい」と励ました。
続いて、南舞鶴スポーツ少年団や舞鶴ベースボールクラブの後輩たちも激励の言葉を贈り、大阪から来鶴した阪神の私設応援団「飛虎会」が、甲子園での右翼スタンドさながらの応援を送った。背番号「18」の縦縞のユニホームを着た杉山投手は「舞鶴出身を誇りに、プロでも精一杯頑張ります」と決意を披露した。
近鉄に入団する横山徹也捕手(18)=福知山成美高=の「入団祝賀激励会」は、円満寺の舞鶴グランドホテルで、元チームメートや後輩、野球関係者ら約百五十人が参加して開かれた。同捕手の小中学時代に所属していた高野少年野球クラブ(岩崎幹雄代表)が主催した。
両親とともに会場に入った横山捕手を拍手で迎え、岩崎代表は「プロ野球は雲の上の存在だったが、横山捕手のプロ入りが実現した。後輩たちの大きな励みになった」とあいさつ。続いて、横山捕手の入団と激励を込めて乾杯した。
会場では、横山捕手の小学生から今年夏の高校野球京都大会まで活躍ぶりをスライドで紹介。また、後輩たちが次々と激励の言葉を贈り、同捕手は「近鉄で頑張ります」と決意を新たにしていた。
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