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元「シグナル」の住出さん古里舞鶴に拠点 3月22日、市商工観光センターでギターライブ【舞鶴】

元「シグナル」の住出さん古里舞鶴に拠点 3月22日、市商工観光センターでギターライブ【舞鶴】

投稿日時:2004年02月27日(金)

 大ヒット曲「20歳のめぐり逢い」のフォークグループ「シグナル」の元リードボーカル・ギタリストで、2年前に出身地の舞鶴に拠点を移した住出勝則さん(48)のソロギターライブ「DANCINGFINGERS TOUR」が3月22日、浜の市商工観光センターで開かれる。「ポール・マッカートニー&ウィングス」の元リードギタリストでグラミー賞を受けたローレンス・ジュバー氏(52)と共演する。主催は赤煉瓦倶楽部舞鶴。収益金の一部は赤れんが保存基金に役立てる。
 住出さんは小学生のころ、ベンチャーズをきっかけにギターのとりこになった。西舞鶴高校時代には、東高の仲間らとロックグループを結成。卒業後は会社員を経て、アマチュアグループの「シグナル」に加入した。1975年に「20歳のめぐり逢い」でプロデビューし、80万枚を超える大ヒットとなった。
 グループ解散後は、武田鉄矢のサポートや谷村新司バンドに参加した。96年にオーストラリアへ移住し、アコースティックのソロギタリストとして再出発。パブなどで自作のオリジナル曲を演奏し、発表したCDアルバム「COOL EXPOSURE」がギターの神様と言われるタック・アンドレス氏から絶賛された。クールでリズム感あるサウンドを生み出している。
 2001年にはソロCDをジュバー氏に送り評価を受けた。それをきっかけにロサンゼスルのアコースティックギター専門レーベルからベストアルバムが全米発売。02年日本に帰国、舞鶴を拠点にしながら大阪や東京などでライブ活動をしている。舞鶴での本格的なライブは今回が初めて。
 CDを送って以降も、ジュバー氏とEメールで親交を重ねてきた縁で、共演が実現した。米国在住のジュバー氏は多くの有名アーティストのライブに参加。10年間に十枚を超えるアルバムをリリースし、ギター専門誌の読者人気投票で1位を獲得した。日本での演奏は3月19日からスタートする全国ツアーが初めてとなる。

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