俳人協会・両丹俳句大会賞に 高井さん(兼題)と林さん(席題) 【舞鶴】
投稿日時:2004年06月15日(火)
第26回俳人協会両丹俳句大会(俳人協会両丹連絡協議会主催)が6月13日、浜の市商工観光センターで開かれ、兼題の部で高井教夫さん(引土)、席題の部で林日圓さん(引土新)が、両丹俳句大会賞に輝いた。大会には、地元舞鶴はじめ福知山、宮津市など両丹地区の俳句愛好者ら約100人が参加。前もって投句した作品の兼題の部と、大会当日に会場周辺を属目して詠んだ作品の席題の部で、俳句の出来栄えを競った。兼題の部では、975句の投句があり、俳句協会員らが審査。高井さんの作品「大鳥居までは抱かれて七五三」が、両丹俳句大会賞に決まった。席題の部では、参加者が1人2句の作品を詠み、参加者が各作品に点数を付ける互選を行った。林さんの作品「浴衣着て白寿の背筋伸ばしけり」が最高得点となり、両丹俳句大会賞を獲得した。また、舞鶴市民新聞社賞には、松岡恵美子さんの作品「人形と枕ひとつに昼寝の子」が決まった。大会には、俳句協会理事の棚山波朗さんが講師に招かれ、各作品について寸評。参加者らは、今後の創作の参考にしようと熱心に聞き入っていた。大会終了後、表彰式があり、高井さんや林さんのほか各賞の受賞者に賞状と記念品が贈られた。両丹俳句大会賞、舞鶴市民新聞社賞を除く各賞の受賞者は次の皆さん。
【兼題の部】舞鶴市長賞=芦田実(京田)▽同市教育委員長賞=東剛一(行永)▽京都新聞社賞=今井きみ江(京丹後市)▽俳人協会両丹連絡会長賞=山本康夫(京丹後市)▽舞鶴俳句協会長賞=高橋真砂(福知山市) 【席題の部】舞鶴市議会議長賞=長井倫子(行永)▽同市文化協会長賞=浜野久恵(宮津市)▽俳人協会両丹連絡会長賞=福井久夫(森本町)▽舞鶴俳句協会長賞=浜福惠(南浜町)
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