血液難病患者支援へ府民の集い 10月5日、舞鶴勤労者福祉センターで 【舞鶴のニュース】
投稿日時:2003年09月30日(火)
10月の「骨髄バンク推進月間」に併せて、骨髄、さい帯血など造血幹細胞移植の推進を狙いとした「血液難病患者を支える府民の集い」が、10月5日午後1時から浜の舞鶴勤労者福祉センター別館3階の大ホールで開催される。
白血病など血液難病に有効な骨髄移植、さい帯移植について、市民の理解を深め、骨髄ドナーの登録や、さい帯血の提供を呼びかける。京都府主催、骨髄移植推進財団、京阪さい帯血バンク後援で、市民のボランティアグループ「きりんの会」(舞鶴骨髄バンクを推進する会)=荒井孝義代表=なども協力し、多くの市民の来場を呼びかけている。
この集いでは、HLA研究所所長の佐治博夫さん、京阪さい帯血バンク理事の河敬世さんの基調講演があり、続いて、「いのちといのちをつなぐために」をテーマにパネルディスカッションが行われる。パネリストは、佐治さん、河さんのほか、骨髄ドナー経験者や骨髄移植経験者、ボランティアら6人。コーディネーターは、弁護士の高橋行雄さんが務める。
「きりんの会」の会員でもあり、弁護士の職務として移植の最終意思確認にも立ち会っている高橋さんは「血液難病の患者さんたちに希望の光を与るため、市民の皆さんに参加していただき、造血幹細胞移植についての理解を深めてほしい」と話している。
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