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外国出身女性ら日本語上達、仲間づくり 舞鶴LC「かもめの学校」修了式と入学式【舞鶴】

外国出身女性ら日本語上達、仲間づくり 舞鶴LC「かもめの学校」修了式と入学式【舞鶴】

投稿日時:2004年09月28日(火)

長崎校長から修了証書を受ける4期生たち

 舞鶴ライオンズクラブが主催する舞鶴日本語教室「かもめの学校」の修了式と入学式が9月25日、浜のホテルマーレたかたで開かれた。韓国やフィリンピンなどの出身で舞鶴に定住する女性の4期生14人が、1年間の勉強を終えて修了証書を送られた。修了生らは日本語が上達し仲間づくりもできたとお礼を述べた。また、5期生となる43人が入学し、日本語などを学び交流する。海外から舞鶴に来て在住する人たちに、日本語と日本文化を習得してもらおうと、同クラブが開校。小・中・高校などを退職した校長らが指導を担当し、10月から1年間の毎週土曜日、上級~初級クラスに分かれ、中総合会館で日本語の会話、料理教室、家族ぐるみの交流をとクリスマス会などをしている。2003年~04年の4期生で修了したのはフィリピンやタイなど出身の14人。同クラブ前会長でかもめの学校校長の長崎良一さんがお祝いを述べた後、1人1人に修了証書を手渡した。引き続き04年~05年の5期生の入学式を開催。4期を終えた人らも含め43人が入学した。同クラブ会長で新校長の松本昭司さんが「今年度から多くの先生方の協力を得て共催をしていただきます。今年も一生懸命勉強して下さい」とあいさつ。5期生を代表して、中国出身の碇美智子さんが元気よく抱負を述べた。4期を終えた韓国出身の金子芝愛さん(44)=下福井=は「6年前に日本へ来ましたが、最初の2年は言葉がわからず病院に通うほどまいっていました。かもめの学校を勧められ入学し、日本語能力試験で2級に合格でき、先生や友人のおかげと感謝しています。学んだことは日常生活に役立ち、ますます勉強へのやる気が生まれました」と話していた。

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