現代工芸賞受賞記念「高井晴美陶展」 12月2日~同4日、市政記念館で【舞鶴】
投稿日時:2004年11月26日(金)
大浦半島の漁村の成生在住の陶芸家、高井晴美さん(40)が、日本現代工芸美術展で現代工芸賞を受賞したのを記念して、高井さんが卒業した東舞鶴高校の同級生たちでつくる実行委員会が、12月2日~同4日、北吸の市政記念館で「高井晴美陶展」を開く。受賞作品や日展の入選作品など大作20点を一堂に展示する。故郷に戻って今年で10年の高井さんの歩みを見ることができる。高井さんは京都市内で作家活動をスタート、3年連続で日展に入選した。1994年に日本海と漁船が見える成生にアトリエを設け、海と波からインスピレーションを受けたオブジェを出品、これまでに日展に通算七度入選するなど中央でも高い評価を受けている。成生に戻り初めて日展に入選したのを区切りに、2000年に初のふるさと展を開いた。自由な表現とテーマ性を重視する同工芸美術展で、念願だった初入賞を今年果たした。今年がちょうど帰郷して10年になることから、同級生たちが陶展を主催する。波の音を形にした入賞作「濤聲(とうせい)」、岩にくだける波しぶきを表現した「濤(なみ)の華」など、一貫して希望のメッセージを土に込め続けた作品を展示する。高井さんは「ここで10年続けて多くの人と関わり支えてもらいました。たくさんの人に見てもらえれば」と話していた。時間は午前10時~午後9時(最終日は午後5時)。入場無料。
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