国際ソロプチミスト舞鶴が児童図書813冊寄贈 台風23号で床上浸水、西図書館加佐分館に【舞鶴】
投稿日時:2005年03月01日(火)
国際ソロプチミスト舞鶴(西村説子会長、会員20人)は、市立西図書館加佐分館へ児童図書813冊(100万円相当)を寄贈し、2月25日、西村会長らが江守光起市長に目録を手渡した。志高の加佐公民館内にある加佐分館は昨年10月の台風23号で床上浸水し、児童書を中心に多くの図書が水に濡れる被害を受けた。加佐分館は児童図書約4000冊を含む約9000冊を所蔵。台風23号による由良川の増水で分館内も約1メートルの深さまで浸水し、約6000冊が水に濡れて廃棄処分とした。子供たちが手に取りやすいようにと、本棚の低い位置に置かれている児童図書の多くが被害を受けた。 職業を持つ女性たちで組織する同舞鶴は、女性や女子の人権や地位向上にと奉仕活動を続けている。文化・教育分野では、子供たちに本に親しんでもらおうと、23年間に渡って市立東・西図書館・分館に延べ2780冊の児童図書を寄贈してきた。加佐分館の児童図書の被害を知り、長野から兵庫までのソロプチミストの149クラブから寄せられた台風災害救援金の一部を、購入費用にあてた。図書は西図書館職員が選定、『福音館日本傑作絵本』『海外秀作復刊絵本』などが含まれている。この日、同舞鶴の役員5人が市役所を訪問。目録を受け取った江守市長は感謝状を贈った。西村会長は「たくさんの子供たちに本を手に取ってもらえればうれしい」、西図書館の溝畑俊樹館長は「寄贈に感謝しています。春休みから貸し出せるように整理をしたい」と話していた。また、同舞鶴は国際ソロプチミスト福知山と協力し、同じく被害を受けた大江町図書館にも児童図書を、近く寄贈する。
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