西高の大江君、自己ベスト更新し優勝 全国高校定時制通信制陸上・砲丸投げ【舞鶴】
投稿日時:2005年08月30日(火)
8月11日から14日まで東京の国立競技場で開かれた第40回全国高等学校定時制通信制陸上競技大会で、西舞鶴高校通信制課程2年の大江佑樹君(18)=宮津市小寺=が、男子砲丸投げ種目で13メートル03を投げて優勝した。投げるたびに自己ベストを更新した。「集中できたのがよかった。来年は他の種目でも上位を目指したい」と喜びを表した。大江君は宮津市の栗田中学校時代に陸上部で、3種B競技で近畿大会に出場。通信制入学後は夕方から仕事をしているため、日曜の通学時や平日の午前中と限られた練習しかできない中、府予選会で11メートル81で優勝した。全国大会には87選手が出場した。予選の通過記録は11メートル50で、1投目に11メートル90を投げてクリアし、12人が決勝に進んだ。決勝の3投目で12メートル90でトップに立ち、その後ベスト8の選手8人で優勝を争い、1投目で13メートル03を投げた。大江君は「目標が12メートル50だったのでびっくりした。松岡先生のアドバイスでリラックスできた」と話す。陸上部顧問の松岡功教諭は「大会での自己ベスト更新の優勝は素晴らしいことだ」と讃えた。また、東舞鶴高校浮島分校の3年、井上拓磨君(17)=余部下=が400メートルリレーと走り幅跳び、同、高橋了斗君(同)=朝来中=が800メートルに出場した。井上君はリレーで決勝に進出、走り幅跳びは84人中13位、高橋君は88人中23位とそれぞれ自己ベストを更新した。
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