田中―安岡結ぶ市道の拡幅完了 地元の人たちが通り初め、新川改修も【舞鶴】
投稿日時:2005年09月13日(火)
舞鶴市が進めていた市道西の下中田線の改良工事と新川の改修工事が完了し、志楽地区区長協議会(片又喜八郎会長)主催の開通式が9月10日、田中の現地で開かれた。関係者によるテープカットの後、近くの志楽小学校のマーチングバンドや地元の人たちが通り初めをした。田中と安岡の府道高浜舞鶴線を結ぶ市道西の下中田線は、住宅地の中の狭い道路で交通安全の確保の点で問題があったため、田んぼの中の農道を拡幅して新しい2車線の道路を建設した。平成11年度から工事を始め、延長700メートル、幅10メートルの道路で、通学や歩行者の安全を考え歩道も設置。道路の両端には信号機も設けた。総事業費は5億5000万円。同時に農道に沿って流れていた川幅の狭かった新川を、大雨でも氾濫しにくいように延長740メートルに渡って、1メートルだった幅を5メートルに拡幅した。また、周囲の農地に配慮して川は3面コンクート張りとせず、石や植物を置いて自然が残るようにし、散歩などにも利用できるようにした。3カ所に橋を架けた。総事業費は3億9000万円。開通式では江守光起市長や片又会長らがあいさつ、続いてテープカットが行われた。その後、志楽小学校ドラムコーズの64人を先頭に、地域の人や志楽幼稚園児らも真新しい道路を歩いた。
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