企画展「平野屋太神楽と古文書展」 10月23日まで市郷土資料館で【舞鶴】
投稿日時:2005年09月24日(土)
舞鶴市北田辺の市郷土資料館で企画展「平野屋太神楽と古文書展」が開かれている。朝代神社祭礼で奉納される太神楽の獅子頭五体のほか、平野屋町に残る祭礼次第や町絵図など約40点を展示、江戸時代に城下町としてにぎわった暮らしや歴史を伝えている。10月23日まで。平野屋町は天正8年(1580)に細川藤孝・忠興親子が丹後に入国し、田辺城の建設を始めた際に町の骨格が成立したとされる。同町の自治会に残されている江戸時代から昭和までの古文書を、千葉大学の菅原憲二教授の研究室と舞鶴地方史研究会が協力して、『丹後国田辺城平野屋町文書目録』を刊行した。それをもとに今回、企画展で城下町の町の暮らしを紹介した。太神楽は元禄年間(1688~1703年)には、すでに祭礼の主要な部分となっていた。古いものや新調された獅子頭や太鼓などをはじめ、「傘の曲」に使われる傘、行列の順序を記した祭礼次第などが出品された。弘化2年(1845)の絵地図である「平野屋町屋敷間数図」には町のほぼ中央に鍛冶職の家、広小路にイワシ干し場などが見られる。会場には地元の人が訪れており、「子供のころ鍛冶屋があったのを覚えています」と1点1点の資料を見て回り、当時の町の様子を懐かしがっていた。午前9時~午後5時。月曜、9月24日、10月11、12日は休館。
【問い合わせ】電話75・8836、同館。
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