10月8日に新園舎のお祝い祭り 昭光保育園、OBらにお披露目し記念植樹も【舞鶴】
投稿日時:2005年09月30日(金)
社会福祉法人・宝林福祉会は、「昭光保育園」(稲田尚園長)の新園舎の完成を、卒園者や園児らと祝おうと、10月8日午後1時半から舞鶴市浜の同保育園で、新園舎のお祝い祭りを開催する。関西電力から提供を受けたケヤキや桜などの苗木10数本を記念に植樹する。集まったOBらに、自然の光と木を採り入れた新園舎のお披露目もする。昭光保育園は昭和15年に開設し、卒園者は2000人を超えている。宝林寺に隣接する旧園舎の老朽化で、真向かいに新園舎を昨年秋から建設していた。鉄骨2階建てで、延べ床面積約932平方メートル、敷地面積約1205平方メートル。総事業費は約2億300万円。7月から0歳~就学前の園児100人が通っている。外観はモダンなデザインで、光と風を入れるため窓を大きくとっている。室内の廊下やプレイルーム、育児室などの床と壁には、間伐材の木を目に見える形で使っている。側壁は土壁を使い、シックハウス対策もとっている。屋根から雨水を集めてタンクに貯め、園の庭に水の流れを作る工夫もした。また、市から委託を受けて、寺内のルンビニ保育園と同様に、園内に地域子育て支援センターを開設。子育て中の親や子供同士のふれあいの場の提供や、電話相談などに取り組んでいる。平日は午前9時~午後4時に開設している。8日は記念植樹をはじめ、東舞鶴高校ウィンドアンサンブル部のOBと現役部員のジェットパイパースの演奏などがある。稲田園長は「夏は涼しくエアコンもいりません。植樹した木が大きくなり、木陰が遊び場になれば」と話していた。
【問い合わせ】電話63・4821、同園。
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