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11月18日、被爆ピアノコンサートin舞鶴 市政記念館ホールで11人が演奏【舞鶴】

11月18日、被爆ピアノコンサートin舞鶴 市政記念館ホールで11人が演奏【舞鶴】

投稿日時:2005年10月28日(金)

コンサートで演奏される被爆ピアノ(広島市の調律師・矢川さん提供)

 昭和20年8月6日、広島に投下された原子爆弾の爆心地近くの民家で、奇蹟的に生き残ったピアノを演奏する「被爆ピアノコンサートin舞鶴」(同実行委員会、舞鶴市文化事業団共催)が、11月18日午後6時半から北吸の市政記念館ホールで開催される。ピアノは、昭和7年に製造されたヤマハ製のアップライト型。爆心地から1.9キロの民家にあり、爆風でピアノの表面にガラス片が無数に刺さったが、内部のピアノ線などは無事だった。このピアノを所有していた女性の依頼で、広島市在住の調律師、矢川光則さんが引き取り、原爆の恐ろしさを伝えるためにコンサートを企画した。コンサートでは、舞鶴の小学生から50代までのピアノ愛好者11人が、「ふるさと」などを演奏するほか、女性合唱団「コールマミー」も歌声を響かせる。入場は無料だが、広島からのピアノ運搬費の一部として、来場者に運営協力金をお願いする。

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