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チボリ・ジュニア・サクソフォン・コンクール 表現力豊かに田中さん(倉梯第二小)2位に【舞鶴】

チボリ・ジュニア・サクソフォン・コンクール 表現力豊かに田中さん(倉梯第二小)2位に【舞鶴】

投稿日時:2005年11月01日(火)

永井さんの指導でサックスを演奏する田中さん(右)

 倉梯第二小学校5年生の田中すみれさん(10)が、10月に倉敷市で開かれた「第一回チボリ・ジュニア・サクソフォン・コンクール」(倉敷チボリ公園主催)の小学生の部で、2位に輝いた。JEUGIA西舞鶴センターの音楽教室で、演奏家の永井実穂さん(32)=溝尻町=から指導を受けている。小学生では珍しいサックスだが、2年半の間にめきめき上達した。同コンクールはソロの自由曲をピアノ伴奏で演奏する。全国規模のコンクールでジュニアを対象としたものは珍しいという。小学生の部には全国から8人が出場。田中さんはベートーベン「メヌエット」、スコットランド民謡「アニーローリー」を演奏し、審査員から表現力の豊かさと音のよさを評価された。田中さんは、ニュー・サウンズ・オーケストラのコンサートで、女性がサックスを演奏するのを見て憧れ、小学3年生で音楽教室でサックスを学び始めた。教室講師の永井さんは、東舞鶴高校吹奏楽部でサックスを演奏し、作陽音楽大学に進学。4年前に故郷の舞鶴を拠点に演奏活動のほか、北近畿でも数少ない指導者として活躍している。同オーケストラにも所属する。田中さんは「2位はうれしい。演奏している時が一番楽しく、いつかはジャスを演奏したい」と話していた。永井さんは「すみれちゃんは表現力の豊かさが持ち味。ここ1年で肺活量も大きくなり、息の使い方も上手くなってきた」という。ニュー・サウンズ・オーケストラの31回目のコンサートは、19日午後7時から北田辺の市民会館で。ジャズボーカルの金子晴美さんをゲストに迎える。前売り1300円。
【問い合わせ】電話75・2636、糸井さん。

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