井上選手(東高)らが優勝など大活躍 近畿高校定通制陸上競技で【舞鶴】
投稿日時:2005年11月18日(金)
第41回近畿大会高等学校定時制通信制課程体育大会陸上競技が、このほど尼崎市の尼崎記念公園陸上競技場で開かれた。東舞鶴高校浮島分校の3年、井上拓磨選手が男子走り幅跳びで優勝、同校1年の嵯峨根裕希選手が女子走り幅跳びで準優勝した。2人とも自己ベストを更新。また、西舞鶴高校通信制の2年、大江佑樹選手が男子砲丸投げで優勝、走り幅跳びで3位だった。大江君は今年、全国、近畿、京都大会と全て優勝で飾った。夜間定時制の同分校からは、京都府大会で上位入賞した6選手が近畿大会に7種目で出場。和田中で陸上部だった井上君は、仕事が早く終わった日は練習環境が整う東高本校で練習したり、午後9時の授業終了後に神社の階段で走り込むなどした。京都府大会では2位、近畿大会では昨年の優勝者の記録を超える5メートル90で優勝。井上君は「目標の6メートルに近づけた。次は超えたい」と話していた。嵯峨根さんは城北中陸上部時代に砲丸投げで全国大会に出場した。仕事を終えて登校し練習できない中、京都大会で優勝し、近畿大会では4メートル50で2位。嵯峨根さんは「自己ベスト更新はうれしいけれど、1位とは8センチの差だったので悔しい。分校で練習場があれば、夜に練習に取り組みたい」という。夏の全国大会砲丸投げで優勝した大江君は、京都大会と近畿大会でも優勝した。
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