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NHK杯全国高校放送コンテスト 西高放送部が16年連続で出場  【舞鶴】

NHK杯全国高校放送コンテスト 西高放送部が16年連続で出場  【舞鶴】

投稿日時:2006年07月04日(火)

府コンテストで1位の石間君(中央)と同2位品田さん(右)、同6位藤原さん

 引土の西舞鶴高校(北野茂校長)放送部の3年生部員3人が、7月25日~同27日、東京都内のNHKホールなどで開かれる第53回NHK杯全国高校放送コンテストのアナウンス部門に、京都府代表として出場する。中でも、石間昭裕君(18)=引土=が府コンテストで1位に輝いた。西高放送部の全国大会の出場でこれで16年連続になった。3人は互いに刺激を受けながら、最後の部活動の晴れ舞台に臨む。  府コンテストは品田裕美さん(17)=下福井=がアナウンス部門で2位、藤原玲奈さん(同)=寺内=が同部門で6位。昨年は石間君は同部門の4位で、全国大会に出た。品田さんは同部門7位だったが、他の部員らと製作した番組でラジオドキュメント部門3位で全国大会に出場。藤原さんは今回初めての入賞で全国の切符をつかんだ。  アナウンス部門では高校生活などに関係するテーマを取材し、600字程度の原稿にまとめて発表する。原稿の内容やマイクの使い方、アクセントなどが審査される。府コンテストには府内40校から67人が出場し、決勝には11人が残った。全国大会には各都道府県の予選を勝ち抜いた300人が顔を揃え、その中から60人が準決勝、さらに決勝には10人しか残れない。  石間君は学校の中での話題をテーマにしようと、将来高校の数学の教師を志望する同級生の男子生徒を取材した。その同級生が中学時代に確率の問題を女子生徒から質問され、教えることができなかったことをきっかけに数学に興味を持ちはじめたことや、手書きしたオリジナルのプリントを友人に配って教えている姿を伝えた。  「1位の結果を聞いたときはまさかと思い、泣いてしまいました。全国大会では、アナウンスの模様がCDに収録される準決勝の60人に残りたい」と話している。  品田さんは中心市街地の街づくりに取り組む舞鶴TMOを取材した。担当者からその趣旨や商店街の活性化に向けた取り組みなどを聞き、アナウンスの中でTMOのイベントへの参加を呼びかけた。「一生懸命に取り組んでおられる人に取材で出会え、自分の生き方にもプラスになりました。1位は逃しましたが、全国大会では石間君にリベンジしたい」と意気込む。  藤原さんは日常生活に活かせる内容を発表しようと、最近10代の若者の関心を呼んでいるクッキーダイエットを題材に選んだ。インターネットなどで調べて実際に作ってみた。牛乳の代わりに豆乳を使ったり、ミネラルや植物繊維を材料にした作り方をまとめた。「これまで予選通過をしたことがなかったので、入賞は信じられなかった。次もがんばりたい」と話してる。

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