水泳男子80-84歳クラスで貫井さん(真倉) 台湾マスターズ50・100メートル自由形優勝【舞鶴】
投稿日時:2006年11月28日(火)
真倉の貫井長次郎さん(81)が、このほど台湾で開かれた台湾マスターズ水泳選手権大会で、男子80―84歳クラスの50メートルと100メートルの自由形2種目で優勝した。中国や韓国などからも選手が出場する中、2002年の世界マスターズ水泳大会(ニュージーランドで開催)で1位になった泳ぎっぷりを披露した。今後も元気で泳ぎ続けたいとしている。 貫井さんはこの大会への出場者を探していた旅行代理店から、声を掛けられ出場を決めた。地元台湾はじめ、日本やフィリピン、米国などの小学生から100歳までの選手約3300人が台湾に集まった。男子80―84歳クラスには約80人が出場、50メートルでは独走の43秒28で、100メートルは折り返しまでは競り合ったがその後は差をつけ、1分50秒14のタイムで、ともに1位に輝いた。 子供のころから近くの川で泳ぎ、小学校時代に水泳部に入部した。社会人時代に一度、赴任先の大分県の県大会で優勝したことがあるが、それ以外は大会に出場したことはない。競泳大会に出るようになったのは76歳からで、2001年に高齢者の全国大会であるねんりんピック広島大会で25メートルと50メートルの自由形で1位になるなど、国内や世界の高齢者の大会で連続優勝してきた。 いまも上安久のアイエムスポーツ倶楽部のプールで週2回程度、大会前は毎日泳いでいる。2冠のメダルと表彰状を手にした貫井さんは「台湾の大会では他の人の練習を見ていて、これならいけると思った。体は特に悪いところもないので、これからも泳ぎ続けたい」と話している。
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