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市民参加で里山の保全や森林整備活動 NPO法人・山悠遊森林サポートまいづる【舞鶴】

市民参加で里山の保全や森林整備活動 NPO法人・山悠遊森林サポートまいづる【舞鶴】

投稿日時:2007年01月23日(火)

樹木の伐採に取り組む会員たち=倉谷の大泉寺裏山で

 市民参加で里山の保全や森林の整備を進めようと、NPO法人・山悠遊(ゆうゆう)森林サポートまいづる(山田つる江代表)が、山に入って樹木の伐採などの活動に取り組んでいる。今後も市民や山主にも呼びかけ山の手入れを図るとともに、木と森の魅力を伝えることにしている。  市が間伐材の伐採方法などを講習する森林ボランティア事業を実施し、その参加者たちが2002年に市民団体である「森林ボランティアまいづる」を結成。市などの支援を受けながら学校などの依頼で林の整備をしたり、森林観察やきのこ教室、夜の市で木にふれあう木工教室などを開く活動をしてきた。  市の面積約342平方キロメートルの内、森林が約80%を占めている。林業に携わる人が減少し、山の手入れがされず竹林が広がるなど、山の荒廃が目立つようになってきた。市民に森林への理解を深めてもらい、こうした山を協力して整備しようと、任意団体からNPO法人格をこのほど取得した。会社員や主婦、定年退職者、自営業者ら42人が会員となっている。  手入れのされない樹木が住宅付近の山林にも増えていることから、最近では市民からの相談や整備の依頼が増えているという。昨年12月には、倉谷の大泉寺からの依頼で、同寺裏山の墓地に覆いかぶさる木々の伐採に取り組んだ。会員たちがノコギリやチェンソーを手に作業した。  山田代表は「今後も地域の人や山主さんにも参加してもらって、一緒に整備を進めたい。また、子供たちにも山の魅力を伝える啓蒙活動をしていきたい」と話している。会員を募集している。
【問い合わせ】電話63・3088、事務局(ぎゃらりーこもれび内)。

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