「舞鶴・引揚語りの会」がビデオ撮影 今夏の企画展へ新舞鶴小6年生の協力受け【舞鶴】
投稿日時:2007年03月20日(火)
NPO法人「舞鶴・引揚語りの会」(豊田信明理事長)が、今夏に実施する企画展に向け、新舞鶴小学校の6年生たちの協力を受けて、3月15日、溝尻の同校でビデオ撮影をした。6年生の6人がカメラに向け、引揚記念館を見学しての感想や戦争の悲惨さを語った。 舞鶴港への引き揚げの史実を語り継ぐ同語りの会は、記念館で平和のメッセージの発信だけでなく、来館者の感想や反響などを展示するとともに、夏休みに子供たちの来場を増やす企画を計画。その中で放映する映像製作のため、昨年11月に記念館を見学した新舞鶴小に協力を依頼した。 6年生113人が総合的な学習で記念館を見学し、続いて同語りの会理事の中田照造さんが同校で授業をした。その後、児童たちはその感想を1人1人壁新聞にした。 ビデオ撮影には6人が協力、自分の壁新聞を見せながら戦争の悲惨さを訴えた。納谷優衣さん(12)は「ケンカや悪口などをなくし、笑顔があふれるようなことをしたい」と語った。また、学年主任の高橋久美子教諭が「子供たちは世界へ目を向けたり、身近な問題に置き換えて考えるようになり、意義ある学習ができた」と結んだ。 映像は8~10月の企画展「引揚記念館と来館者とのかかわり」(仮称)で、児童たちの壁新聞と一緒に紹介する。
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