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本堂でライブ・パフォーマンスと講演会 4月29日の開山忌に合わせ桂林寺で 【舞鶴】

本堂でライブ・パフォーマンスと講演会 4月29日の開山忌に合わせ桂林寺で 【舞鶴】

投稿日時:2007年04月13日(金)

 紺屋の桂林寺(能登春夫住職)は、市民に開かれた寺院の活動の一環として、開山忌の4月29日、同寺本堂でライブ・パフォーマンスを開催する。シンガーソングライターの花(か)れんさん、サルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」のメンバーとしてNHK紅白歌合戦にも出場したピアニストの扇谷ケントさんが共演する。また、広島大学大学院教授の町田宗鳳師が講演する。入場無料。来場を呼びかけている。  桂林寺は室町時代の応永8年(1401)に開かれたとされ、市内と丹後地方の曹洞宗寺院の要寺として信仰を集めてきた。2001年に開創600年を迎えたのを機に、本堂屋根などの全面葺き替えなどの記念事業に取り組んだ。  4月29日は初代住職の法要の開山忌の日で、これまでは檀信徒の役員だけで開いてきたが、市民に親しまれる寺院にと、1996年から著名人らを招き文化事業を行う。一時記念事業で中断したが、昨年、歌手のペギー葉山さんの講演をして再開した。  出演する花れんさんは、日本語の美しい響きの詩と歌の才能が評価される。FMよこはまでパーソナリティーも務める。昨年、ファーストマキシシングル「古の風」を発表した。扇谷さんはゴスペラーズとも共演する。2003年からサルサバンドのメンバーとして活躍し、グラミー賞ノミネート、日本レコード大賞特別賞などを受けた。  哲学博士の町田師は14歳で出家し、20年間京都の大徳寺で修行の後、米国の大学で博士号を取得。東京外国語大学教授なども務めた。29日は「今を楽しむ生き方を身につけよう」と題して話す。  開山忌は午前10時から。同11時からライブ、講演会をはさんで再び演奏をする。終了は午後0時半。
【問い合わせ】電話75・0168、同寺。

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