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多彩に田辺城まつり、民団舞鶴支部も初参加 家族連れら3万5000人の人出【舞鶴】

多彩に田辺城まつり、民団舞鶴支部も初参加 家族連れら3万5000人の人出【舞鶴】

投稿日時:2007年05月29日(火)

 16回まいづる田辺城まつりが5月27日、南田辺の舞鶴公園一帯で開かれた。西舞鶴地区の町内に保存される江戸時代の芸屋台五基が勢揃いして展示されたほか、恒例の勇壮な武者行列が練り歩き、家族連れら約3万5000人の人出でにぎわった。  田辺城城門の復元を機に、舞鶴商工振興会などでつくる実行委員会(松本昭司委員長)が、城下町の歴史と文化を伝えるまつりをと始めた。戦国武将・細川幽斎の築城した田辺城にまつわる歴史を基に、毎年趣向を凝らした多彩なイベントが繰り広げられている。  今年は舞鶴公園が整備されて100年を迎え、芸屋台5基と豪華な装飾品の見送り幕が展示された。子供歌舞伎が演じられた芸屋台は、城下町のにぎわいを今に伝える貴重な文化財。また、今年は朝鮮通信使が日本に来て400年を迎えることから、舞鶴在住の韓国籍の人たちで構成する民団舞鶴支部も祭りに初参加した。  明倫小のマーチングバンドの演奏と演技、舞鶴よさこい連の踊りや子供たちに人気の獣拳戦隊ゲレンジャーショー、韓国の伝統舞踊などが演じられ、公園内は多くの市民で埋めつくされた。恒例の武者行列は、園児の扮するちびっこ武者や鎧・兜を身につけた武者、町内太鼓など約1000人で構成、田辺城城門前を出発して西市街地を練り歩いた。また、行列には民団舞鶴支部も加わり、朝鮮王朝時代の衣装を来たり、伝統芸能サムルノリで楽器を演奏しながら歩いた。

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