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紙の現代アートと赤煉瓦の競演 6月26~7月22日に「まいづる智恵蔵」【舞鶴】

紙の現代アートと赤煉瓦の競演 6月26~7月22日に「まいづる智恵蔵」【舞鶴】

投稿日時:2007年06月19日(火)

文字を書き連ねた内藤絹子さんの作品「祈りの言葉」

 現代アートシーンで活躍する作家たちの作品を集めた「KamiSAMA[紙様] アジアの誘惑・現代美術展」が、6月26日から北吸のまいづる智恵蔵で始まる。NPO法人赤煉瓦倶楽部舞鶴の主催で、自主企画の第1弾。府北部などの作家9人が、紙を使った平面作品や立体作品を展示し、赤煉瓦と競演する。舞鶴にゆかりのある上前智祐さん(神戸市)も特別出品する。  地方都市では現代美術に親しむ機会が少ないことから企画した。現代アートが盛んな福井県鯖江市の現代美術センターで活動する作家の協力で、複数の現代美術作家が舞鶴に集う初の作品展が実現した。  出品者は八田豊さん(福井県越前市)▽朝倉俊輔さん(同南越前町)▽山下フエサさん(同越前市)▽シマカワヤスヒロさん(同鯖江市)▽内藤絹子さん(兵庫県朝来市)▽ドロン・エリアさん(イスラエル)▽三宅賢三さん(京丹後市)▽ハタノワタルさん(綾部市)▽岩村伸一さん(長岡京市)。6月27日から上前さんの個展を開く浜のギャラリー・サンムーンの協力で、上前さんの作品も展示する。  同倶楽部舞鶴は「赤煉瓦と作品のコラボレーションで、空間をこんなふうにも楽しむことができるというのを見てほしい」とする。入場無料。午前9時~午後5時。7月22日まで。  関連企画として作家と語る会を7月1日午後2時から、シマカワさんの作品づくりを見学し、一緒に制作体験できるワークショップを同22日午後2時から智恵蔵で開く。参加無料。
【問い合わせ】電話66・1035、智恵蔵。

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