全国中学生ウエイトリフティング男女各体重別 白糸中7選手、自己ベストを更新し上位入賞【舞鶴】
投稿日時:2007年08月31日(金)
羽曳野市の総合スポーツセンターで8月25日に開かれた男女の全国中学生ウエイトリフティング競技選手権大会で、白糸中学校の7選手が各体重別で上位入賞を果たした。7人は同校陸上部に所属する短距離選手で、筋力トレーニングを兼ねてウエイトリフティングの練習に取り組んできた。いずれも自己ベストを更新しての入賞に喜び合っている。 男子の大会では48キロ級に出場した山本宗佑選手(2年)がスナッチ33キロ、クリン(C)&ジャーク47キロのトータル80キロで3位、53キロ級の坂元祐介選手(3年)がスナッチ47キロ、C&ジャーク67キロのトータル114キロで3位。 女子の大会では48キロ級の村田一姫選手(2年)がスナッチ27キロ、C&ジャーク33キロのトータル60キロで5位、同級の福西優里選手(3年)がスナッチ27、C&ジャーク38キロのトータル65キロで4位、53キロ級の喜多千佳選手(2年)がスナッチ32キロ、C&ジャーク40キロのトータル72キロで2位、同級の足達美優選手(3年)がスナッチ29キロ、C&ジャーク40キロのトータル69キロで3位、63キロ級の松本千佳選手(同)がスナッチ31キロ、C&ジャーク46キロのトータル77キロで2位。 白糸中陸上部は以前から筋力アップのため、短距離の選手がウエイトリフティングの練習を導入している。グラウンドの一角で器具を使ってトレーニングをしたり、この競技の強豪校である加悦谷高校(与謝野町)に出掛けて指導を受ける。日々の練習だけに留まらず、その成果を知るためにも競技の大会にも挑戦してきた。部員の中には加悦谷高に進んで本格的に取り組み、今年インターハイで優勝した選手もいる。 練習を開始して4カ月から8カ月になる七人は、それぞれ府記録会などで基準記録を突破し、全国大会への初出場の切符を手にした。全員が全国の大舞台で自己ベスト更新をなし遂げた。同部顧問の秋原栄人教諭は「この補強練習によって力の伝達がよくなり、瞬発力を養うことができる」という。松本選手は「ウエイトリフティングの練習は陸上競技にも役立った。自己ベストを出せてうれしい」と話していた。
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