舞鶴LCの日本語教室「かもめの学校」 第8期生、これまでで最多の83人が入学【舞鶴】
投稿日時:2007年10月02日(火)
舞鶴ライオンズクラブ主催の舞鶴日本語教室「かもめの学校」の第7期生修了式と第8期生入学式が9月29日、浜のホテルマーレたかたで開かれた。市内在住の外国出身者16人が、1年間の学習を終えた喜びを分かち合った。続く第8期にはこれまでで最多の83人が入学し、益々国際色豊かな学校生活が始まった。 市内に在住する外国人が増えていることから、日本語や日本の習慣を学んでもらい、地域生活に溶け込む支援をと同クラブが開校した。元小中学校の校長らで組織する市退職校園長会が講師を務める。学校はすっかり外国人にも知られ、年々入学者が増えている。 第六期は16人が修了式を迎えた。はじめにかもめの学校の山下正二校長が「かもめの学校には卒業はないので、これを励みにして納得がいくまで学んで下さい」と言葉を贈り、1人1人に修了証書を手渡した。 中国から来日して6年目の安崎りえさん(34)は「ここで学び始めて2年になり、先生方に親切に教えていただき楽しい毎日です。以前は買い物ができる程度の会話でしたが、自分の思いを伝えることもできるようになりました」と修了の喜びを話した。 続く8期はロシア、韓国、タイ、ブラジルなどの出身の83人が入学し、この内30人が出席。新校長の荒井孝義さんが「楽しく学んで成長してください」とあいさつし、入学許可書を授与した。 7期の中級コースを終え8期に入学したインド出身のバンダーレ チァイタンニャ クマルさんは「京都大学に留学しこの4月から水産実験所で学んでいます。かもめの学校で友達ができ、舞鶴が自分の町になりました。3年の滞在の間にもっと勉強したい」と述べた。
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