「続・三丁目の夕日」上映中の八千代館で 冨崎さんが整備、映画に登場する「ミゼット」展示【舞鶴】
投稿日時:2007年11月06日(火)
昭和30年代の日本の暮らしを舞台にした映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を上映中の八千代館(浜)に、会社員の冨崎伸博さん(59)=八反田北町=が映画に登場する軽三輪自動車「ダイハツ ミゼット」を持ち込み、11月14日まで展示している。冨崎さんが宝物として整備しいまも立派に動き続ける。 ダイハツが昭和32年に発売を開始、軽三輪ブームの火付け役になり、スタイルと若葉色から「アマガエル」の愛称で人気を集めた。同47年に生産を中止した。 冨崎さんはスタイルのよさに惚れ込み、約30年以上前に購入。自家用車として利用し7、8年前まで乗っていた。その後は専用ガレージに保管し、時々エンジンの調子を見たり、毎回車検にも出している。このほか部品の取りおき用に2台所有する。 映画には昭和34年型が登場し、動く状態のものは日本で数台しかないという。同4日に自ら運転して同館に到着した冨崎さんは「この車で娘を幼稚園にも送っていきました。車に一生乗り続けたい」と話している。八千代館では日中だけ展示する。
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