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荒木さん(水間)が画集と随筆集の自費出版記念 10月6日まで、ギャラリー・サンムーンで絵画個展【舞鶴】

荒木さん(水間)が画集と随筆集の自費出版記念 10月6日まで、ギャラリー・サンムーンで絵画個展【舞鶴】

投稿日時:2008年10月03日(金)

思い出が詰まった絵と荒木さん

元小学校教諭の荒木花子さん(83)=水間=が、画集と随筆集の自費出版を記念した絵画の個展を、浜のギャラリー・サンムーンで開いている。夫と死別し膝や腰に重い後遺症を持つが、友人や趣味に支えられ、自分のペースで歩んできた人生を思い出の作品で振り返り、多くの教え子や友人も来場している。10月6日まで。子育てや家の百姓仕事と多忙の中、絵は40代で墨画を習い日本南画院展にも出品。夫の行正さんとよくスケッチ旅行にも出掛けた。66歳で亡くなった行正さんの看護の後、腰や膝を痛め5回の手術を受け、下半身麻痺の障害を持つようになった。個展には約60点の日本画、墨画、墨彩画を出品。すっかり山の姿を変えた由良ケ岳、なくなった稲木をしまう撻(たつ)小屋、種を蒔いて育てた草花などが描かれる。荒木さんは「展示した絵から昔の暮らしが思い出されます。どれもいとおしい作品です。今後も絵筆を握りたい」と話していた。いま歩行器で畑仕事や自宅近くの巨木のケヤキまでの散歩を日課に元気に過ごす。10月4日午前10時~午後3時、画廊(電話63・4859)にいる。

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