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11月2日、JR東駅をスタート地点に 国鉄中舞鶴線の廃線跡歩こう!に参加呼びかけ【舞鶴】

11月2日、JR東駅をスタート地点に 国鉄中舞鶴線の廃線跡歩こう!に参加呼びかけ【舞鶴】

投稿日時:2008年10月14日(火)

中舞鶴線北吸トンネル付近を走る蒸気機関車(昭和46年、福岡芳宏さん撮影)

海軍時代に軍事物資の輸送や、戦後も市民の交通機関として利用された国鉄中舞鶴線の廃線跡を歩く催しが11月2日、JR東舞鶴駅をスタート地点に開かれる。中舞鶴駅などに勤務した元国鉄職員が体験談を語る。主催のまいづる智恵蔵赤れんが倉庫復元サポーターは、市民の参加を呼びかけている。1904(明治37)年、海軍の軍港引き込み線として、新舞鶴駅(いまの東舞鶴駅)から余部町(後の中舞鶴町)の海軍工廠などの施設まで、軍事物資を運ぶ専用線が国策として建設された。19(大正8)年、新舞鶴~中舞鶴間(3.4キロ)の中舞鶴線が国鉄線として開業、中舞鶴駅が設けられた。北吸地区の赤煉瓦倉庫群のそばを走った。  戦争末期の44(昭和19)年ごろ、1日の乗降客は5000人を超え、海軍施設が民間の造船所になった戦後も従業員の交通機関として賑わった。しかし、国道27号の整備、バスや自家用車の普及で利用者が激減し、72(同47)年10月31日に廃線になった。廃線跡を歩く催しは同サポーターがガイドを務め、北近畿鉄道友の会舞鶴支部が協力する。午前9時半に智恵蔵に集合し、中舞鶴線の説明をした跡、バスでJR東駅へ移動しスタート。桃山町、北吸トンネル、自衛隊桟橋内線路跡や中舞鶴駅跡を見学し、元勤務者から話を聞く。解散は午後0時半ごろ。参加費用は大人500円、小学生300円(バス代など)。募集人数は50人(先着順)。申し込みは10月26日までに智恵蔵(電話66・1035)へ。

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