ユーハン工業舞鶴工場が製作、大浦小で展示 2メートルの大型万華鏡に子らびっくり!【舞鶴】
投稿日時:2008年10月28日(火)
多祢寺のユーハン工業(友繁仁志社長、本社・福知山市)舞鶴工場が、直径約70センチ、長さ2メートルの大型の万華鏡を製作し、このほど地元の大浦小学校(木下きく枝校長)で展示した。天体望遠鏡などの特殊な架台の製造技術を活かし、もの作りの楽しさを知ってもらおうと手作りした。数人の児童たちが一度に円筒を覗き込み、ガラスに様々な反射をする像を眺めて楽しんだ。舞鶴工場は天体望遠鏡事業を手掛ける中でも、各種の架台の製造メーカーとして国内トップクラスの技術を持つことで天文愛好家の間に知られる。以前、風景を歪めて見るための遠華鏡(えんかきょう)の架台を製作したのを機に、昨年福知山市の産業フェアに直径12センチの万華鏡を出品した。子供たちの人気を集めたことから、さらに大型の万華鏡を作った。舞鶴工場の秋田輝夫工場長を中心に、9月~10月にかけ約1カ月かけて完成させた。電線を巻いていた後の紙製の円筒を万華鏡の本体にし、その中に3枚のガラスをはめ込んだ。外には児童たちが描いた思い思いの絵を張って飾りつけた。万華鏡を回すための取っ手もつく。約1週間、同校に置かれていたが、児童たちが集まり大きな万華鏡を楽しんだ。4年生の浅尾光希君は「とても大きいのでびっくりした。鏡にいっぱい物が映り面白い」と話していた。友繁社長は「子供たちの創造性を高め、感動をしてもらおうと思って作りました」とする。近く綾部や福知山の小学校でも展示の予定。
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