闘病の中で創作、舞鶴出身の福本さん(滋賀県高島市) 3月25~30日に水彩画展、ふるさとと湖国の春を描く【舞鶴】
投稿日時:2009年03月24日(火)
闘病の中で創作活動を続ける舞鶴出身の画家、福本我們(がもん)さん(68)=滋賀県高島市=の水彩画展が、浜のギャラリー・サンムーンで3月25日から始まる。京友禅のデザイナーとして活躍した画力で、ふるさと舞鶴と湖国の風景の中に春を感じさせる花を描いている。同30日まで。 白糸中学校を卒業した福本さんは、京都市でデザイナーとして独立。着物ショーがテレビで紹介されたり、画集として出版された。この画集の中の図案の1つが最近、ブライダルデザイナーの桂由美さんによってイブニングドレスとして採用され、話題にもなった。 活躍中の44歳で脳血栓に倒れ手足に麻痺が残った。鉛筆画を描くようになりその障害を克服したが、今度は脳梗塞となって廃業。現在は高島市で人工透析の治療を受けながら、風景画を描いて個展を開き、絵を指導している。 今回はペンを使わずに、柔らかいタッチの濡れ描きの技法で花や風景、人物画など新しい作品づくりに挑戦し、約40点を展示する。26、28、29日に画廊に滞在する。入場無料。
【問い合わせ】電話63・4858、サンムーン
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