南舞鶴地区の要援護者サポートプロジェクト会議 府のコンテストで「ネットワーク形成大賞」受賞【舞鶴】
投稿日時:2008年12月12日(金)
南舞鶴地区の要援護者リストの作成に取り組んだ「緊急・災害時、要援護者SOSサポート」プロジェクト会議(村尾幸作委員長)が、京都府主催の地域再生活動ベストプラクティス(優良事例)大会「ここいちコンテスト」で、「ネットワーク形成大賞」を受賞した。 福祉や環境などの分野で、住民グループの取り組む活動事例を取り上げ、地域再生につなげることを目的に、府が初めて催したコンテスト。府内の八グループの活動が、優良事例として取り上げられ、このほど京都市上京区の平安会館で、活動内容の紹介や学生による評価レポートを報告する大会が開かれた。 同プロジェクト会議は、森・行永・与保呂地域の民生児童委員協議会を発起団体に、南舞鶴自治連合会や地元消防団など5団体が協力して結成。今年四月から緊急・災害時の要援護者リスト作成に取り組んだ。 村尾委員長らが、プロジェクト会議結成の経過と、要援護者宅を訪問して同意を得た上で、「緊急・災害時SOSカード」と要援護者宅に配置する「安心カード」を作成したことを紹介。このカードを基に、11月末までに881人の要援護者リストとマップを作成、災害時などに活用する。 また、京都府立大学公共政策学部の学生による評価レポートでは、「要援護者リストとマップの作成等を通じて、地域が一体となった『地域自主防災安心ネットワーク』の確立を目指している」とした。 同プロジェクト会議では「地域の民生児童委員や各種の団体、行政が、一体となって取り組んだチームワークの成果が評価された」と喜んでいる。
写真=活動内容を紹介する村尾委員長
【舞鶴】
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