元New OSK日本歌劇団の松平さん 地元拠点に活動、6月28日にコンサート【舞鶴】
投稿日時:2009年06月19日(金)
元New OSK日本歌劇団のヒーリング・ボーカリスト、松平(まつひら)夏奈さん(25)=引土新=が、生まれ育った舞鶴を拠点にコンサートや舞台の活動に取り組んでいる。大好きな歌を通して出会う人たちの心を癒すことができればと、様々なジャンルの曲を透明感のある歌声で響かせている。6月28日には松陰の舞鶴ホテルで歌う。子供のころから歌うことが好きで、中学1年生の時に宝塚の舞台を見て憧れを抱いた。タカラジェンヌを目指して歌のレッスンを受け、中3から高校3年まで宝塚を受験したが夢は叶わなかった。西舞鶴高校を卒業後、エリザベト音楽大学(広島市)の声楽科へ進学した。在学中もミュージカルの舞台に立ちたいとの想いをずっと持ち続ける中、市民劇団として再出発したNew OSK日本歌劇団が研修生を募集しているのを知り、1度だけ受験しようと両親を説得し、2004年オーディションに合格した。2年間の研修生の活動を経て入団、松竹座や南座などの舞台に出演した。その後、体調面も考慮して得意な歌で活動をしようと同劇団を退団。08年からフリーとして舞鶴を拠点に府北部の病院や喫茶店、公民館、福祉施設などで映画音楽やクラシック曲など幅広い曲を歌う。同劇団OGでつくる劇団「あんがいおまる一座」の一人芝居やミュージカルに出演し、舞鶴と大阪を行き来しながら活動を続ける。松平さんは「殺伐とした時代ではありますが、歌の力で元気になってもらい、舞鶴の音楽活動の振興にも役立ちたい。小さな催しにも出演します。将来はオリジナル曲も作って歌いたい」と話している。28日、舞鶴ホテル(電話76・0705)で「雨に唄えば Happy Wedding!!」と題したコンサートを開く。午後2時開演。入場料2000円。
【問い合わせ】電話77・2281(午後四時以降)、吉鳥・松平さん
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