池内地区を藤袴の里にと養護学校小学生たち 贈られた株を育て、増やした苗を地域に戻す【舞鶴】
投稿日時:2009年07月24日(金)
地域住民から贈られた植物の藤袴(フジバカマ)の株を育てた堀の舞鶴養護学校の小学部の児童36人が、花を池内地区に広げようと、7月21日、挿し木をして増やした苗を池内地区振興協議会会長の櫻井裕さんに手渡した。藤袴は「源氏物語」にも登場し、薬草や染料にも利用されてきたが、現在は環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種になっている。昨年5月、庭で藤袴を育てている桜井さんが同校に5株の苗を寄贈し、児童たちが世話を続け、秋にはきれいな花を咲かせた。児童たちは苗を増やして地域に戻し、池内全体に貴重な花を広げようと取り組み、きっかけを作った櫻井さんに約100鉢を託した。4年生の蒲原良介君と藤原龍二君は「花はきれいでした。地域でたくさん増やしてほしい」と話していた。櫻井さんは「池内が藤袴の里になるように広げたい。学校の染織の授業にも提供できれば」とお礼を述べ、区長会で紹介して住民に苗を配布する。
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