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農業・大戸さん(安岡)の水田にびっしりと 花蓮が大きなピンク色の花をつけ見ごろ【舞鶴】

農業・大戸さん(安岡)の水田にびっしりと 花蓮が大きなピンク色の花をつけ見ごろ【舞鶴】

投稿日時:2009年07月28日(火)

びっしりと田を埋めた花蓮

 舞鶴市安岡の農業、大戸英二さん(71)の水田で、大きなピンク色の花をつける花蓮が一面をびっしり埋め、見ごろを迎えている。突然極楽浄土が現れたような、たくさんの花を咲かせた風景に、アマチュアカメラマンたちが撮影に訪れるなど話題になっている。大戸さんの母が旅先で蓮の花の景色を見て、自分で育ててみようと約30年前に食用ではない花蓮の種を購入、6アールの田んぼで栽培を始めた。繁殖力が強く数株が自然に根を広げて田を覆うまでになり、毎年春にトラクターで田を起こしても根から芽を出し、水を入れるだけの世話で育つ。大きな円形の葉は墓参りのお供えものの容器として利用され、花が終わる盆前には約1600枚収穫し市場に出荷している。人の背丈ほどに伸びた茎の先に大きなピンク色の蕾を多数つけ、7月10日ごろから咲き始めた。口コミで知ったカメラマンたちが撮影したり、車で見に来る人がいる。大戸さんは「今年は天候の影響か背丈が不揃いで低いですが花つきは例年並み。いまが花の最盛期で8月10日ごろまで見ることができるのでは」と話している。場所は安岡公会堂の南側。

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